BMXのメンテナンスで、比較的トラブルが多い箇所は過酷なコースを走るタイヤです。
チェーンやタイヤなど、BMXでトラブルが起こりやすい部分のメンテナンスはその度にショップに持ち込むのも大変です。
地元でない遠くのコースに出掛けていた場合などは、BMXのメンテナンスができるショップを探すだけでも一苦労かもしれません。
最低限の知識を備え、常日頃からこれだけは必要と思われる工具は持って出掛けるようにすると安心です。
ここではBMXのメンテナンスの中で前輪のタイヤ交換の仕方の説明をしていきます。
BMXのタイヤ交換に必要な工具は、ソケットレンチやT型レンチ等、自分のBMXのホイールナットに合った工具とタイヤレバー、そして空気入れです。
レンチのサイズは様々ですが、まず大体のBMXが15〜21ミリのもので合うようです。
タイヤレバーがない場合には、ペンチの柄で代用させることも可能です。
最初に前輪を固定しているシャフトのナットを緩めていきますが、前ブレーキのあるBMXの場合には事前に空気を抜いておかないとブレーキをいじらないといけなくなってしまいますので、あらかじめ抜いておくと良いでしょう。
次にタイヤのミミを真ん中に落す感じでタイヤレバーを差込みミミをめくり、タイヤレバーをスライドさせていき外していきます。
片側のミミが外れたところでチューブは先に取り出しておくようにします。
古いタイヤが外れたら交換用のタイヤの片側のミミから入れていき、入ったらチューブがねじれないように注意しながら入れていき、全てのミミを入れます。
新しいタイヤが入ったら空気を入れる前にバルブがきちんと真っ直ぐになっているか確認するのも忘れないようにしましょう。
大丈夫であれば空気を入れ、元の状態まで組立てて完了です。
BMX(ビーエムエックス)とは何でしょう?
BMX(ビーエムエックス)とは、アメリカで生まれた競技用小径自転車です。BMXとはBicycle Motocross(バイシクルモトクロス)の略。小さな車体は一般人の目には滑稽に映りますが、これはその黎明期において子供用であったBMXが、後に成人の乗り物へと変化したからです。
広大な国土を利用したオフロード大国のアメリカで、大人のモトクロスのマネをして少年たちが自転車のカゴや泥除けなどを取って、土の上などを走ったことからBMXが誕生しました。浪漫のあるお話です。
これによってアメリカではエンジンがついたモトクロスを大人用、BMXが子供用と位置付けられました。このため、本来はBMXが荒地用の自転車となるはずでした。あくまでもBMXコースという特殊な状況下の子供用のBMX競技専用自転車という枠を出なかった、ということです。本格的な大人用の荒地用自転車が登場するには、1980年代前半になります。オフロードバイク(通称MTB)としてフィッシャーとリッチーらのビーチクルーザーダウンヒラーからの進化がブレイクの原因でした。そして徐々に自転車の地位を築いていきました。BMX人気から1983年にはニコール・キッドマン主演の「BMX Bandits」(邦題:BMXアドベンチャー)という映画も作成されました。
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